2018年2月18日日曜日

納品回りの報告

佐渡祭ワールドツアー2018の帯同、取材で現在、ドイツのミュンヘンに滞在中です。現地時間で2/17の18:00頃です。日本からはマイナス8時間ほどだそうです。佐渡メンバーのみなはスマホなので、日本とかわりなくラインやSNSを使って会話してます。わたしだけガラケーなので、ホテルに戻っての更新作業です。日本でも同じか...。

ツアーに出る直前1週間のLife-mag.vol.010【西蒲原の農家 編】の納品回りについて報告です。

ポストカード

創刊号の頃からお世話になっている新潟絵屋さんにようやく行くことができました。神戸でのトークイベントのきっかけとなったWAKKUNとの出会いもここでした。この日、展示期間中だったのは、偶然にも佐渡出身でパリ在住の画家、清水伸さんでした。今回の佐渡祭りのことも知っていましたが、私たちがパリに行くときは日本に帰国中とのことでした。佐渡の海から着想したというポストカードをひとセット購入。


0258入口

入口看板

アップルハニーレモン

この1週間で長岡市内の納品にも回りました。1月中にも行こうと思いましたが、大雪の影響で身の危険を予感し、ようやく。長岡駅の文信堂cocolo長岡店さんへ。神保店長に納品、挨拶。

その後、長岡駅の近くのレストラン「0258」へ。広島県生口島(いくちじま)の無農薬レモンとコールドプレスした山形産ふじ、レザーウッドハニー、生姜を使用した「アップルハニーレモンを。この日、雪は一旦、小康状態だったものの、与板付近の農道はガッタガタ。濃厚な一杯で英気を養い、いざ帰路へ。

素敵なレストランバーで、喫茶での利用も可。近くに行く機会がありましたらぜひ。
Web:field-walk.com

新潟市秋葉区の「里山ビジターセンター」、岩室温泉の小鍛冶屋2階ギャラリー「室礼」も。また、岩室温泉の和菓子店「小富士山」と「角屋悦堂」にも納品させていただきました。前号に引き続いての取り扱いです。ありがとうございます。

たんぽぽカフェ

こちらは燕市吉田地区の「たんぽぽカフェ」。店主・あやさんとしばらく話していると、本誌の水郷・西蒲原のページ、捧武さんの写真にお母さんが写っていると。田んぼ脇の水路で遊ぶ子どもが小さい頃のお母さんだそうです。こんな偶然もあるんですね。

また、本編取材でお世話になった米農家の渋木美佐子さん(燕市溝古新)、農家料理のレシピ紹介ページでお世話になった中之口コミュニティ協議会の田村さん、下粟生津四季生業図絵馬の所有団体である燕市下粟生津自治会の会長・河合利勝さん、広告出稿でお世話になった株式会社マグネットも訪ねました(社長の武田さんもヨーロッパ出張で不在でした)。

掲載者で挨拶に行けていない方もいます。納品回りもまだ行けていないお店もあります。再開は月末からになりますが、引き続きお礼回り、納品回りを続けていきたいと思います。

2018年2月14日水曜日

佐渡祭ワールドツアー2018スケジュール、最終練習

ツアーメンバー

2月12日は佐渡祭ワールドツアーの最終練習、打ち合わせで、佐渡に行ってきました。上の写真がツアーメンバー10人の集合写真です。

スケジュールが発表されたので、公式フェイスブックページから以下に引用します。

[佐渡祭ワールドツアー2018スケジュール]

2月15日佐渡出発
2月16日日本出国
※以下現地時間(日本とは時差が-8時間)
2月16日ドイツ入国ミュンヘン入り
2月17日ミュンヘン イベント準備打合せ/関係機関佐渡観光PR商談
2月18日ポッセンホーフェン地区 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR)①
2月18日ミュンヘン鼓童会場ロビー 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR)②
2月19日ミュンヘン鼓童会場ロビー 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR)③
2月20日イタリアミラノ入り
2月21日ミラノ大学 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR)④
2月21日ミラノ ラジオ番組SNS生放送出演 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR)⑤
2月22日フランスパリ入り
2月23日パリ イベント準備打合せ/関係機関佐渡観光PR商談
2月24日パリcaféA 佐渡祭(鬼太鼓/佐渡PR/佐渡食とお酒) 200人規模を3公演⑥⑦⑧
※パリcaféA佐渡祭については後ほど別途詳細。
2月25日パリ関係機関佐渡観光PR商談
※以下日本時間
2月26日帰国
2月27日佐渡到着

移動を含めて約13日間。全部で8公演行います。ドイツでは鼓童の皆さんと合流したり、郊外の地域で地元の方々との交流をします。イタリアではミラノ大学で生徒の皆さんと交流したり、昨年暮れに佐渡にお越しいただいたミラノのラジオ番組の皆さんとの再会と生出演とSNSでのライブ放送出演します。フランスではパリ中心街にある旧教会がカフェになったcaféAというお店でパリ在住の日本人の皆さんと共同製作した佐渡祭イベントを3回開催します。

以上です。

わたしは初ヨーロッパ、8年振りの海外。長期日程でもあるので、体調管理、機材管理などをしっかりやりながら、いい記録が残せるよう努めたいと思います。

練習の様子を撮影してきたので、以下で紹介します。佐渡の鬼太鼓がヨーロッパの各街でどんな化学反応を起こし、どんな風景を見せてくれるのでしょうか。


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12日は午前の便がひとつ欠航になり、お昼の便で佐渡へ。帰りは22:50両津発、25:20新潟着。吹雪の道を突き抜け、26:30頃の帰宅でした。

1便欠航したので、カーフェリーには大勢の乗客が

いざ、佐渡へ。風雪のため甲板は締切

おけさ灯台

両津港

練習場所のあいぽーと近くの源八で各自、夕飯を

味のある定食屋度高めのいいお店でした。佐渡にはいい店がたくさん。

2018年2月11日日曜日

新潟日報『おとなプラス』旧守門村・目黒邸の歴史、粟島の年祝い

目黒邸

新潟日報「おとなプラス」に寄稿した記事2本の紹介です。

2017年12月4日付けでは、旧守門村(魚沼市)にある国の重要文化財・目黒邸の歴史について取材させていただきました。目黒邸は江戸期にこの地方の庄屋を務めた目黒家の役宅です。築200年以上たった今も重厚なかやぶき屋根が保存、管理されています。

福島県会津の戦国大名・会津蘆名(あしな)氏に仕えていた目黒家が伊達政宗との戦に敗れて、守門に逃れてきた歴史。その後、庄屋職を務め、明治期には衆院議員として、近郷の近代化に貢献した歴史などを紹介しました。

取材は11月後半。紅葉を残したまま、辺りが雪景色となっていたので、秋から冬へ季節が変わった一枚をと思い、1面のような写真を撮りました。

目黒邸には取材で2度訪ね、2度目に目黒家当主がいまも東京でご健在との話を聞き、紹介していただきました。連絡を取ると、取材を快諾していただき、東京のご自宅にお邪魔してお話を伺うことができました。

取材は文京区某所。この辺りは高台になっているらしく、新宿の高層ビル群に向かって気持ちの良い下り坂がありました。前日はあのビル群のあたりで3,000円弱のカプセルホテルに泊まりました。経費節約という意味もありますが、ごった煮な雰囲気がどうも落ち着くんですよね。

文京区某所

原野の東京はどんな土地だったのでしょうか。

迷子にならないようにと、かなり早めに動いていたので、道中にあった東京カテドラル教会の聖堂で、1時間ほどひとり静かに座りました。

東京カテドラル教会

こういう空間が近所にあるっていいですね。まだ座ってられました。画像検索してみると聖堂の写真がたくさん出てくると思います。

蛇足が続きます。

目黒家のかやぶき屋根の修復を手がけるのは「越乃かやぶき」という会社です。同じく魚沼市須原集落にあります。かやぶき屋根の修復を専門にする会社で、県内外の現場に出かけているそうです。

彌彦神社の末社である十柱神社のかやぶき屋根も手がけたそうです。たまたま今月頭に彌彦神社に参拝に行ったので、写真を撮りました。

一番奥の神社が十柱神社

かやぶき屋根アップ

守門岳にもいつか登ってみたい。今年の豪雪では雪解けは遅くなるかな。
次の記事の紹介に移ります。

粟島の年祝い

2018年1月26日付けでは、粟島の年祝いという行事を取材しました。毎年1月17日、内浦集落で厄年の人の厄払いを行うとともに、還暦や米寿を迎えた人を集落のみなで祝う行事です。

集落の神社で厄払いをした後、通りで駄菓子や小銭がまかれます。集落のおばあちゃんや子どもらが出てきて、わぁ〜! っと大きな歓声が上がった瞬間を1面で使いました。その後、集落のお寺に行って厄払いのお経を上げてもらい、夜は厄年(や還暦、米寿)の人の家で、集落の神楽会によってお祝いの神楽披露がありました。

今年、厄年のひとりだった青柳花子さんは新潟市南区から移住し、ゲストハウス「おむすびのいえ」を経営しています。島の方たちが自分の娘のように祝ってくれているのが印象的でした。

年祝いの日と、後日の補足取材にと、1月中に2度粟島を訪ねました。

以上です。

興味のある記事がありましたら、ぜひ県内のNICまたは新潟日報社に問い合わせて、読んでみてください。また、朝刊と「おとなプラス」を合わせて3,980円/月で購読も可能です。過去に担当した記事の紹介は[こちら]です。

1月、2月と大雪が続いていて、配達スタッフはほんとうに苦労されていることと思います。路面に雪がなくなっても、路肩に残る雪から解け出した水が深夜に凍って、意外なところで滑ったりするもんです。怪我のないよう祈るばかりです。

わたしも取材でお世話になった方に新聞を送りましたが、NIC岩船の方も、粟島の記事が出たからと、粟島にサービス紙をいくつか送ってくれていたようです。また青柳さんの実家がある新潟市南区のNICも娘さんがいる(載っている)粟島の記事が出たよと新聞を届けてくれていたようです。ささやかで、細やかな気配りが新潟日報の部数を支えているんだなとあらためて感じました。

かつての先輩が「おれたちの仕事はな、目配り、気配り、新聞配りらて」と言ってたのを思い出します。

2018年2月8日木曜日

佐渡祭ワールドツアー(ドイツ〜イタリア〜フランス)に帯同

ポスター

佐渡の郷土芸能・鬼太鼓をドイツ〜イタリア〜フランスで披露し、佐渡をPRする「佐渡祭ワールドツアー」に撮影、取材役として帯同します。佐渡の米農家・相田忠明さん鼓童の上之山博文さんをはじめ10名のメンバーでヨーロッパを回ります。

カフェやイベントスペースでの鬼太鼓による門付け、地元メディア出演、商談会への参加などを各地で行います。佐渡や新潟県出身者で、ヨーロッパ在住の方々が現地コーディネートを行い、現在も最終調整が進んでいます。

ポスターのコピーには、「五穀豊穣無病息災を願い、鬼太鼓が"世界で門付け"をします。私たちは、鬼太鼓をとおして佐渡と世界を繋げ、今のこのままの佐渡こそが世界に通用することを証明します。」とあります。土着の芸能文化を誇りに思い、それをもって世界と繋がっていこうとするスケールの大きさに脱帽です。

今回のツアーは昨年3月に相田さん、上之山さん、藤井健太郎さんの3人がニューヨークで自主公演を行ったことに始まり、今年は2回目となります。1年目は全額自己負担で、2年目の今回は協賛金等を募っていますが、ある程度の金額は自己負担で行ってきます。

昨年11月に佐渡の高校PTAの会合に呼んでいただいた時に話を聞いて、ぜひ参加したいと申し出ました。さかのぼれば、2012年に発行したLife-mag.vol.005【佐渡編】取材でのご縁がこうしてまた次の機会につながり、この機会をともにできるのは編者としても大きな喜びです。

わたしの役目はツアーの記録撮影です。それから、(まずはツアーを無事終えてからの話ですが...)今回のツアーの模様を含め、佐渡の鬼太鼓特集をLife-mag.で制作できたらなとも思っています。すぐに取りかかれるかは、帰ってきてからもろもろの調整次第ですが。いまはツアーをしっかり記録できるよう、体調管理を含めた準備を進めたいところ。

佐渡メンバーは15日に佐渡を出発。わたしは16日の朝、新潟駅から合流して羽田空港を目指します。その後、ドイツ、イタリア、フランスを回って26日の夜、帰国予定です。

ツアーの模様は「佐渡祭ワールドツアー」のフェイスブックページで更新されていきます。[Web]www.facebook.com/sadomatsuri/

ぜひご注目を、よろしくお願いいたします。

フライヤー表

フライヤー裏

2018年2月6日火曜日

『ソトコト 特集「全日本リトルプレス図鑑」』(2018年1月号)に掲載

ソトコト

『ソトコト 特集「全日本リトルプレス図鑑」』(2018年1月号)にLife-mag.を掲載していただきました。12月発売の号なので、すでに書店の棚からは下げられてると思います。行き違いがあって、わたしのもとに送られてきたのは1月に入ってとなり、紹介が遅れてしまいました。

全国各地のリトルプレス、フリーペーパーが108誌紹介されている特集号で、新潟県からは4誌が掲載。

沼垂の写真集と古本の店BOOKS f3が発行する『a Letter from BOOKS f3』。

同じく沼垂を拠点にリトルプレスを発行する文旦(猪股)さんによる『と、-toten-』。

津南町の地域おこし協力隊員と役場職員、町民らで制作する『雪國つなんだより』。

そして、Life-mag.が紹介されています。Life-mag.は猪股さんが編集部に紹介してくれたようです。猪股さん、ありがとうございます!

(だから、という訳ではないんですが、)先日、f3に納品回りに行った際、わたしも『と、』を購入しました。

と、f3

表紙はお隣、山形県の新庄・最上地域のフリーペーパー『季刊にゃー』の編集部です。長野県奥信濃のフリーペーパー『鶴と亀』小林直博さんと合わせて複数ページに渡って特集されています。

「にゃー」ソトコトfacebookより

「鶴と亀」ソトコトfacebookより

各誌に共通するのは「偏愛」でしょうか。日本全国、裏路地一本、商店ひとつ、偶然の出会いでも、編集者の面白がり方次第で、さまざまな光をあてることができると思います。わたしもこの特集号をもうすこし読み込んでたまには業界研究をしようと思います。

ライターの飛田 恵美子さん、編集部の井上 尚子さんにお世話になりました。『ソトコト』の影響かな!? と思われる県外からの注文も2件ありました。

ありがとうございました。

「リトルプレス&情報誌特集」枚方蔦屋書店

大阪府枚方市(ひらかたし)にある枚方蔦屋書店で開催されている「リトルプレス&情報誌特集」にLife-mag.も取扱、販売してもらっています。2018年1月末から2月末までの特集棚だそうです。仕入担当の谷口さんから写真を送っていただいたので、ここでも案内させていただきます。

棚1

日没後の角田灯台や彌彦神社御神廟から望む早朝の蒲原平野の表紙がやや異様な雰囲気を醸しています。

棚2

枚方市は、人口約40万人。大阪市から京都市に向かうちょうど中間点。京阪(けいはん)本線と京阪交野(かたの)線が通っています。淀川の東側に沿って街が広がっていて、対岸は高槻市と摂津(せっつ)市。もちろん行ったことはありませんが、学生時代の先輩が摂津市にいたような...。

枚方T-SITE twitterより

良きご縁があるよう願っています。

2018年2月4日日曜日

納品回り、他近況など

vol.010【西蒲原の農家 編】

年始からはじめたLife-mag.vol.010【西蒲原の農家 編】の納品回りですが、まだ回りきれていません。掲載者、広告主、協力いただた方への訪問、献本がまだのところもあります。

現状では、70店ほどの納品状況ですが、一覧をウェブにアップしました。
リンク:http://www.life-mag.com/shop.html
2月もまだ納品回りを続けていきます。同じ地域内でも行けたところと、まだのところがあります。遅れ遅れの進行となり、お詫び申し上げます。

簡単にですが、以下、近況報告です。

御礼回り、納品回りから始まった2018年1月でしたが、息つく間もなく走り過ぎていきました。前半は、西蒲原地域を中心に御礼回り、納品回り。新潟市内への納品回り。そして、佐渡への納品回りと、ある企画の打ち合わせ(内容はこのブログで追ってお知らせします)などに駆け回って行きました。

合間に新潟日報『おとなプラス』の担当回があったので、粟島にも2度行きました。「年祝い」という行事を取材し、1月26日付けで掲載となりました。こちらも追ってここで紹介できたらと思います。

また、外注依頼をいただいた取材で、新潟大学医歯学総合病院と桑名病院を取材、撮影でそれぞれ2回ずつ訪ねました。新潟市内が大雪で混乱した時期でしたが、運よく大きな渋滞に巻き込まれることなく、取材を進めることができました。

他、地元企業さんからの冊子制作の依頼が複数あり、打ち合わせと早速、取材を進めているものもあります。公開できるものだと思いますので、かたちになりましたらここでもお知らせしたいと思います。

長岡、三条、燕、新発田、そして新潟市内でもまだ回れていない取扱店があります。来週からまたこつこつと回っていきたいと思います。