2018年5月17日木曜日

「岩室温泉お宿手帖」「夏井のはざ木手帖」の制作追い込み

制作途中誌面

今年の3〜4月にかけて取材、編集を続けていた「岩室温泉 お宿手帖」と「夏井のはざ木手帖」がようやく制作の追い込みとなってきました。佐渡祭ワールドツアーに出る直前に岩室温泉地域づくり協議会の小倉壮平さん(新潟市岩室観光施設「いわむろや」館長)から依頼をいただき、進めてきたものです。

また完成後に報告をアップできたらと思いますが、途中経過を紹介します。

「岩室温泉 お宿手帖」は、組合加盟の8軒の旅館・ホテルの紹介誌です。各ページの扉写真には、女将・宿主らに入ってもらいました。本文でも旅館・ホテルの特徴と合わせて、その人となりも紹介しています。

今回は、岩室温泉のお隣・西蒲区福井集落に移住してきた「にいがたレポ」編集長の唐澤頼充さん、また「にいがたレポ」チームから竹谷純平さん、長谷川円香さん、そしてLife-mag.編集見習いの村山亜紗美さんらにいくつかの取材・撮影をお願いしました。

皆元さん予定誌面

こちらはわたしが担当した旅館 皆元(寿司亀)さんの予定ページです。





皆元さんは館内各所に花がいけてあり、心を和ませてくれました。花器は岩室の陶芸家・米澤隆一さんのものです。

A5判で28ページの予定です。

はざ木手帖 切って貼って、見本を作成、イメージを確認中

「夏井のはざ木手帖」は、西蒲区夏井地区に保存されているはざ木について、はざ木の意味や夏井の田んぼで行われている取り組みなどについて紹介する冊子です。2回折って、A6サイズになります。

表紙の写真はカーブドッチ内に写真館をかまえる田中幸一さんのものを使用予定です。当初予定していた観光写真は、岩室温泉観光協会内に元データが無い...、とのことになり、急遽、はざ木の写真を撮影している方を探し、田中さんにたどり着きました。

撮影方法やレンズに関するマニアックな話も聞かせてもらい勉強になりました。ほかにも西蒲地域の風景写真をかなり撮り歩いている方で、完成後、また写真を見せてもらいに行きたいです。

デザイン・レイアウトをもうすこし作り込んで、関係者への最終校正を経て、印刷に進む予定です。どちらも無料の観光パンフレットとして配布されます。手に取れる機会など、追って紹介できたらと思います。

こまかい取材、確認、レイアウト作業など想定以上に時間がかかっています。

あと、もう一息。