2014年2月18日火曜日

鳥の歌(新潟市本町)納品と5年前の思い出

LIFE-mag.vol.007【新潟・市民映画館 シネ・ウインド編】の納品回りもようやく後半の後半を迎えました。

新装版の刷り上がり後、約1ヶ月に渡って南北に長い新潟県内を走り回り、東京に出て、佐渡に渡り、顔を出し、頭を下げての納品回りの日々でした。

ひとつひとつの再会、またあらたな出会いに元気をもらいました。感謝します。

先週、2/12〜13は佐渡へ。13日の19時半に新潟港に戻り、その足で「鳥の歌」へ納品に伺いました。創刊号の頃より、取扱販売していただいております。

鳥の歌外観
鳥の歌おまかせ定食

最近はいくと、「おまかせ定食」をいただきます。ボリュームたっぷりでおすすめです。行くたびに演劇や映画の話を少し聞かせてもらえるのが楽しみでもあります。

なんとなく今回、5〜6年前のことを思い出したので、蔵出し写真を3枚。まだLIFE-mag.創刊間もない頃、店主・早津さんはわたしやわたしと同じ年代の若者を文化・芸術イベントに連れて行ってくれました。

郡山市美術館での寺山修司展
水戸芸術館での唐十郎・紅テント
十日町の大地の芸術祭

早津さんの車に乗せていってもらい、交通費もいらないと言われました。20代も半ばになって、親ほど年の離れた大人に"感性に触れる何か"を見せてもらうというのは得難い体験だと思います。新潟の街のメインストリートじゃない、少しはずれた通りの小さな居酒屋店主がつなぐもの。こうして「いろんなモノやコトに触れる機会をつくってくれる大人がいる」というのは、新潟の街のチカラだと思います。

業種・業界・年代は違えど、そんな背中を見せてくれる新潟の諸先輩が多くいます。いまもこれからもその背中に学び続けたいと思います。

有機的に結ばれた人脈が、ゆっくりと呼吸し、街を形づくっていく。その息づかいに触れるのはやはり楽しい。いつもありがとうございます。