2012年8月5日日曜日

「人」が「一」枚の銅を「叩」く



















一昨日は、髙野前佐渡市長と原稿の再々度の打ち合わせ、補足、修正作業。
何度も原稿を付き合わせ、言葉の調整をしていく作業を通して3年前に聞いた話を思い出していた。

2009年4月26日に行形亭さんで開催された「辛口倶楽部」で聞いた、玉川堂(燕市)の玉川社長の言葉だ。

-以下、引用-
「人」が「一」枚の銅を「叩」く、
この言葉を組み合わせると「命」となる。
玉川堂の商品は職人が一打一打魂を込めて作っている。
-引用終わり-

幾度となく銅を叩きながら、形を生み出していく作業とLIFE-mag.の編集作業を重ねていた。
「掲載者」と「編者」がひとつの誌面を叩きながら、そこに魂を込めていくように。

新佐渡市合併後、2期8年の市長職を務めた髙野さん。それには賛否両論あることだと思う。それでも私は語ってもらいたかった。
実際にお会いしてみると、冷静に佐渡のみならず全国の離島から、日本のこれからをお話いただいた。そして、次世代へと託す思いも。
取材文はぜひ誌面にて。