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齋藤さん舞台へ |
「安吾とシネ・ウインド」と題した「新潟・市民映画館 シネ・ウインド」齋藤正行さんによる講演会が、新潟高校青山同窓会の主催で開かれました。
2013年11月16日(土)13:30〜、新潟高校視聴覚室
現在、制作中のLIFE-mag.【シネ・ウインド特集】の取材の一環でもありました。取材でもなければ、「新潟高校」なんて入れません(偏差値では無理!)ので、貴重な機会でした。
安吾との出会い、齋藤さんの新潟高校時代、「シネ・ウインド」デジタルシネマ化などのお話でした。1時間ぴったり。
「高校時代、関屋本村にあった南街という映画館にいって(授業中に)、ピンク映画を観ていた」。「わたしの話は自慢とおねだりですから(笑)」といういつもの齋藤さんの調子で、時折笑いも。
LIFE-mag.では、齋藤さんのインタビュー誌面を約30ページに渡って制作中です。
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新潟高校正面 |
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看板 |
今回、講演者は二人いて、もう一方は渡部終五さん(東京大学名誉教授、北里大学海洋生命科学部教授)でした。演題は、「東日本大震災からの沿岸地域の再生の課題ー水産業を中心にしてー」。
現在、渡部さんが勤務する北里大学の三陸キャンパスは岩手県大船渡市にあります。震災時にも大きな被害を受けました。
震災の被害で、漁業や水産加工業なども大きな被害を受けました。復興に向けて、港や船の再整備、水産加工場の再整備が必要なのですが、その中間施設、貯蔵施設の再整備も併せて必要。しかし、それらを潤滑に進めていく補助金の仕組みが複雑であることを指摘。農林水産省、国土交通省、水産庁など管轄が微妙に異なっていたりと、補助金がうまく執行されないこともあると。
また、放射能の被害について、ヒラメやアイナメなど比較的深い海にいる魚が高いことを指摘していました。
渡部さんは新潟高校バレー部の出身だそうです。文武両道で、東大名誉教授へ・・・。いやぁ、すごいですね。
齋藤さんはまた違った意味ですごいですが。それはまた、LIFE-mag.誌面にて。