2013年11月10日日曜日

「NPO法人柏崎まちづくりネットあいさ」のスタッフの方が編集室を訪ねてくれました

『Aisa PRESS』NPO法人柏崎まちづくりネットあいさ発行

柏崎市の「NPO法人柏崎まちづくりネットあいさ」のスタッフ・杉井さんがLIFE-mag.編集室を訪ねてくれました。

『LIFE-mag.』を柏崎のコメリ書房さんで手にとり、どんな人が作ってるんだろう? この人、実際食えてるのか? 取材、編集、デザインはどんな風にやっているのか? などなど質問を受けました。答えながら、逆に自分の仕事について考えさせられました。

「あいさ」は中越沖地震を契機に組織された「中越沖復興支援ネットワーク」を前身としています。中越沖地震の復興がひとつの区切りを迎え、次の段階へと移っていく中、地域づくりの「中間支援組織」として改変されました。

杉井さんは中越沖復興ネットワーク時代から、関わっていたそうです。『OKI NET PRESS』の発行を通して、地域づくりを担う様々な方を取材、発信してきました。活動者の「顔」が見える写真、思いがしっかりと伝わる長めの記事です。

【記事はリンク先で閲覧可能】http://www.oki-net.net/index.php?oki%20net%20press

組織変更後は、『Aisa PRESS』と名称を変えて発行しています。そもそも「中間支援組織」って何? ということが[特別号]の記事になっています。

「中間支援組織とは地域に点在する資源を「つなぐ」組織なのだと僕は思います。資源とは、地域で活動する団体や組織、人材、もの、お金などの事を指し、現状ではそれらはひとつひとつの個でしかありません。一生懸命頑張っている団体、何かの物事に非常に長けている人、地域文化の名残や魅力を感じさせるもの、誰かを応援する為に設けられた助成金などの制度、それらの資源を有機的に結び合わせ、これまで以上の効果をもたらす。それが中間支援の肝なのだと思います」(『Aisa PRESS』2013年7月特別号から引用)

気持ちも乗ってるし、わかりやすい!

「あいさ」の実働スタッフは20代が4名と若いです。しかし、法人の理事は、柏崎日報社の山田社長。柏崎子ども劇場の品田さん。ニッポンのふるさとかやぶき集落 荻ノ島の春日さん。他にも福祉法人経営者や大学教授などが理事として名前を連ねています。
若手スタッフ4名は新潟工科大学の先輩後輩だそうです。活動に仲間がいる、役員に地元の企業経営者を揃えている。
また、『Aisa PRESS』の発行資金に関しても助成金をうまく活用して、これからの数号分を確保したそうです。いまは無料誌ですが段階的に、「売れるモノ」に変えていきたいとのことでした。
・・・などなど私の方が勉強になりました。

杉井さんは特に、「デザイン」をまちづくりにもっと活用できないか? ということに興味があるとのこと。新潟市で開催される「シビックプライド2013」にも興味を示されていました。

柏崎市と新潟市、わたし個人としてはあまりつながりがない土地です。こうして編集室まで訪ねてくれ、ご縁をいただいたことをとても嬉しく思いました。

「あいさ」の設立は2012年10月、法人格取得は2013年1月。体制づくりが終わっていよいよ柏崎のまちづくりを本格化させていくことかと思います。これからの活動を楽しみに注目していきたいです。柏崎を訪ねたときには事務所にもお邪魔させていただけたらなと思います。

お土産にいただいた、高柳町の「ほんのびまんじゅう」
大和屋菓子舗。もっちもちで美味しかったです。