2013年1月27日日曜日

自分の番 いのちのバトン|相田みつを|季刊銀花

自分の番 いのちのバトン 相田みつを

過去無量のいのちのバトンを受けついで

いま ここ に

自分の番を生きている

それが

あなたのいのちです

季刊銀花の第百二十五号(2001春)は特集「父の手」
相田みつをさんの息子、相田一人さんの記事より 

計算してみたんですが、自分の命を二十代前までさかのぼると、

1,048,576人

の命のバトンを受けついでいるんですね。

2013年1月24日木曜日

小針小学校での出前授業・シンプルで力強い質問

先月の話ですが、新潟市西区の小針小学校へ出前授業をさせていただく機会がありました。6年生を対象にしたキャリア教育の一環で行われている、ドリカムプロジェクト「夢トーク」という授業でした。事前の案内には、「仕事の内容、やりがい、就くための資格、技術。小学校時代にやるべきこと」を話してもらいたいとありました。

他の講師の方々は、教授、ダンス講師、デザイナー、住宅メーカー営業、看護師、農家、住職、サッカーコーチ、エンターテイナー、建築士、飲食業などの方々。みな学区内に縁のある方が多かったようです。私は、新潟市で教育支援を行うNPO・みらいずworksの小見さんにご縁をいただいての参加でした。

「仕事で大切にしていることは何ですか?」

「一番、大変なことは何ですか?」

「どうやったらなれますか?」

「なぜ始めようと思ったんですか?」

授業の様子

小学6年生の質問は、シンプルで力強かったです。10人弱の生徒を前にプレゼンと質疑応答で20分。それを4セット。私からの話は5分ほどで終えるようにして、基本的には質問に答える時間を多くとるようにしました。

4セットともに、「場」の雰囲気、生徒のテンションが違い、こちらの応答も微妙に変化していくことに気づきました。ほぼ同じ事を聞かれても、私の口から出る答えが微妙に変化していきました。

感想文をいただきました。ありがたい。

後日、送られてきた感想文です。
Yさん:「いろいろな人とコミュニケーションをとったりする仕事は会話が無いと成り立たないので、すごいなと思いました。私は小林さんの話を聞いて、何事もあきらめないで努力する、コミュニケーションをとる、これが「仕事」なんだと思いました」

もちろん私は、「努力しろ!コミュニケーションが大切だ!それが仕事だ!」と話したわけではありません。(挫けそうだし、人が怖くなるし、俺何やってんだろうとよく思ってしまいます。)私自身がそうだったように、"学ぶ"とはいつも勝手にこちらが解釈するものだと思いました。時にそれは、誤解を含んだとしてもOK。そんな気もします。

小学校側からのお題にあった、「小学校時代にやるべきこと」に対して、私が意識して伝えたことはひとつです。自分の中にある"好き"を大切にしてください。好きな人、好きな音楽、好きなテレビ、好きな本、好きな虫、好きな遊びなど。もしかすると、いま勉強している国語、算数、理科、社会、音楽、体育の中にそれは無いかもしれません。通知表で評価されず、友達とも話が合わずに、孤独感を伴うかもしれません。それでも、カラダの内側から湧き立つ、"好き"に反応する感性、それを追求する感覚こそが「ドリカム」へのヒントだと思います。


・・・、なんてカッコよく話せたかどうかは、わかりません。
私自身が、夢を叶えて、生き生きと働いているとは、まだまだ到底思えません。質問に答えながら自分に言い聞かせているようでもありました。ただただ貴重な機会とご縁に感謝です。ありがとうございました。

授業後には日は暮れていました

小学生と接していても、自分の子どもと接していても、いつも「子どもたちは希望だ」そう思います。

2013年1月21日月曜日

西橋八郎兵衛さん、人形浄瑠璃「阿弥陀胸割」復活上演

LIFE-mag.vol.005掲載の西橋八郎兵衛さんの公演情報です。

阿弥陀胸割(あみだのむねわり)」猿八座・新潟公演

【日 時】216日()開場17:00・開演17:30・終演20:00
     217日()開場12:00・開演13:00・終演15:30
【会 場】新潟県民会館・小ホール(新潟市中央区一番堀通町)
【入 場】無料(※要予約)
【受 付】電 話:080-2012-9115(西橋さん、受付10:00~18:00)
     メール:tetsuo@human.niigata-u.ac.jp(2/13まで)
【主 催】新潟大学人文学部附置地域文化連携センター

江戸時代初期に盛んに上演され、その後一端は途絶えていた「阿弥陀胸割」。この度、約400年振りの復活上演です。
舞台はインドのビシャリー国、主人公は長者の娘天寿と弟ていれい。乞食になった姉は、仏罰の当たった両親を供養しようと、身を売って阿弥陀如来を発願しようとしますが、その代償は生肝を差し出して、大まん長者の松若の病を治す薬にすること。覚悟の上のことでしたが、阿弥陀如来が身替わりになって、無事めでたしめでたしという説話物語です。



2013年1月17日木曜日

新日本風土記 佐渡特集

NHK BS プレミアムの「新日本風土記」にて佐渡特集の放送です。

初 回:118日(21:00
再放送:123日(8:00

~NHKホームページより~
千年の昔より“鬼も住むこの世の果て”と恐れられた日本海最大の離島・佐渡。順徳天皇、世阿弥ら時代に翻弄され流された都人たちが、悲しみとともに携えてきた都文化は、佐渡の厳しい気候風土と相まって独自の形に進化し、今も暮らしに息づいている。“ムジナ(たぬき)”や地蔵信仰。豊作を祈願する村総出の“薪能”、島の各地に伝わる“鬼太鼓”。江戸期以降、島を憧れの地に変えた金採掘の繁栄や、荒波が恵むブリ漁も紹介。
~ここまで~

この表紙の写真には相田忠明さんも協力されているそうです。また、山本修巳さんも登場するとのこと。担当の広報ディレクターさんが取材の折、『LIFE-mag.』を訪ねてくれました。

2013年1月6日日曜日

謹賀新年|2013|癸巳|


新年明けましておめでとうございます。

昨年はLIFE-mag.復刊へ向けての決意とともに新年を迎えたのを思い出します。その後、多くの縁に恵まれLIFE-mag.【佐渡編】を発行することが出来ました。皆様からのご支援、ご指導にあらためて感謝申し上げます。

まだまだ取材・編集・デザインの技術的にもかなりの未熟者です。また、営業・経営的な面から見てもまだまだ脆弱です。早く一人前になれるよう日々精進して参ります。

目下、【燕三条編】へ向けて活動していきます。発行は春頃になるかと思います。また別に、夏頃の発行でもう一冊を企画中です。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。