2018年4月29日日曜日

【新規取扱】ぽんしゅ館クラフトマンシップ(新潟駅CoCoLo西N+)

cocolo西N+

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そだたべbooksさんfacebookページより

そだたべbooksさんfacebookページより

新潟駅にオープンしたCoCoLo西N+の「ぽんしゅ館クラフトマンシップ」でLife-mag.の取り扱いがはじまりました。食品、日本酒、工芸品、生活雑貨、そして書籍コーナーがあるお店です。

選書、棚づくりは松尾さん(そだたべBooks)です。ありがとうございます。

昨日のぞいてきましたが、新潟日報事業社の本がここまで揃っている書店も珍しいのではないでしょうか。新旧合わせていろいろ揃っていました。なかでも新刊の『雪国の四季を生きる鳥』と『弥彦神社 各地分布の謎』が気になりました(懐事情が厳しく、購入は次回に...)。

学校町に編集室があったときは行き交う人の気配を感じながらの編集作業でしたが、いまは一変、飛び交う野鳥の気配を感じながら作業しています。平日の昼間作業をしていると、人より鳥を見ることが多いです。引っ越したばかりの頃、窓を開けて掃除していたらツバメが2羽入ってきたこともありました。

自宅周囲の畑で餌をついばむ様子は見ていてほんとうに愛らしく、癒しを与えてくれます。

・・・と、本気で思うようになりました。

年をとったのか、感性が豊かになったのか、さてさて。

しばらく書籍コーナー周辺でどんな雰囲気のお客さんがどんな風に本を手に取るのかをチラチラと見てましたが、本屋とはまた違った客層のお客さんが来るのかなと思いました。Life-mag.のことをまったく知らない方にもこの機会に見つけてもらえるよう願っています。

店づくり、棚づくりは開店後からまた次のスタートかなと思います。これからの棚の変化も楽しみです。

依頼を受けている制作物や他取材活動の合間になりますが、引き続き、営業、納品回りにこつこつと歩いていきたいと思います。

2018年4月20日金曜日

新潟日報『おとなプラス』「浦佐の裸押し合い大祭」「角海浜の船大工から設計士へ山添喜三郎の足跡」

引き続き新潟日報『おとなプラス』で書かせていただいています。直近の二つの記事を紹介します。

3月10日付けでは日本3大奇祭のひとつとも言われる浦佐の裸押し合い大祭を、4月13日付けでは角海浜の船大工から宮城県の設計士となった山添喜三郎の足跡を取材しました。

裸押し合い大祭1

裸押し合い大祭2-3

裸押し合い大祭は実際にわたしもサラシ、ハチマキ、足袋を身につけ、祭りに参加し、取材してきました。寒水に入っての禊も。じつは佐渡鬼太鼓チームと行ったヨーロッパツアーの直後、インフルエンザに罹ってしまい(人生初)、外出可能となったばかりの日が取材となりました。本調子じゃなかったので、ぶり返さななくてよかった...。

浦佐の裸押し合い大祭は、鈴木牧之の『北越雪譜』にも「人気にて堂内の熱するところ燃がごとく」と出てくるお祭りです。牧之の文章では、女性も押し合いに参加していたことが書かれています。

また、前夜祭を取材後、夕飯を食べようとたまたま寄った「居酒屋 野菊」で飲んだ祭りの味・「カジカ酒」も美味しかったです。あとは「タラの煮付け」「大崎菜のおひたし」「ゼンマイの煮付け」も祭りの日の定番料理だそうです。

野菊のカウンター|また機会を作って訪ねたい

取材してみたいなと思ったのは、昨年、柏崎市高柳町門出の小正月の伝統行事・鳥追いを取材したときでした。門出からも裸押し合い大祭に「門出講中」として参加しているらしく、話をしてくれた人の語りぶりにぴんとくるものがあったからです。参加する人がこうも喜びと誇りを持っている祭りとはどんなものだろうと感じたので。

山添喜三郎1

山添喜三郎2-3

山添喜三郎は江戸末期に旧角海浜村(現新潟市西蒲区)に生まれ、船大工から設計士になった人です。明治の文明開化と歩調を合わせるかのような半生を送った人で、明治に入るとヨーロッパに渡り西洋建築を学ぶ機会を得て、帰国後は、紡績工場などの設計を、その後は宮城県土木課に入り、多くの公共建築を手がけました。

山添が設計、施工監督し、1888年(明治21)に竣工した宮城県登米(とめ)市の登米(とよま)高等尋常小学校は国の重要文化財に指定されています。和洋折衷の木造校舎です。その工事の厳しさを物語るエピソードや、建物の特徴などを現地の方から聞かせてもらいました。

山添の設計を実際に施工した大工衆には「気仙大工」が多かったそうです。山添の出身地である角海浜も海岸沿いで平地が少なく農業に適さない地形です。それは気仙大工の出身地域であるかつての気仙郡、いまの陸前高田や大船渡も似ています。

この小学校は、日本海と太平洋の名大工を多く輩出した海岸地域の職人が、北上川の舟運で栄えた内陸の町・登米で力を合わせた仕事です。どんな地形の土地に生まれたかが、その後の生き方に大きく影響を与えた時代だったのかもしれません。

山添に興味を持ったのは、Life-mag.vol.009【寺泊・弥彦・岩室・巻 編】の取材で、角海浜を予定地とした、東北電力巻原子力発電所建設計画をめぐる住民投票を取材した時です。その際、同地出身の山添のことも知り、いつか取材できたらなと思っていました。今回、その機会をいただきました。

お世話になった方々にあらためて感謝します。ありがとうございました。

また、繰り返し付言しますが、原稿作成にあたっては、新潟日報社のデスクの方々にばりばり修正をしていただいて、なんとか仕上げているのが実状です。もしも「よくまとめたな」と思うことがあれば、なによりデスクの方々のお陰だと思って間違いありません。手のかかるライターですが、どうにかついていきたいところです。

以下、他の日の特集の紹介です。

中鯖石(柏崎市)出身の櫻井陽司特集

論説編集委員の野沢さんによる孤高の画家とその絵にひかれギャラリーをオープンした人を訪ねた特集。銀座のギャラリーを何度も訪ね、生地の集落ではなにかヒントはないか聞き込みもやってます。

パブモナリザ特集

佐渡在住の美術家・吉田さんによる老舗スナック「パブ モナリザ」の本間キタ子さん特集。「ママのおっぱい飲みに来いっちゃ」という一文も出て来ます。ここまで書いていいんですね。見習わないと。

新潟日報「おとなプラス」は朝刊と合わせて3,980円で購読可能。バックナンバーは県内のNICまたは新潟日報社に問い合わせて買うことができます。

興味のある記事がありましたらぜひどうぞ。

納品「Room」(猪子場新田・三条市)

三条市の「スタジオ&ショップ Room」にLife-mag.vol.010の納品で伺いました。【燕三条編】の取材時にご縁をいただき、以後、毎号取り扱いでお世話になっています。

お客様から「Life-mag.に知り合いが出てるから欲しいんだけど」と問い合わせがあったようです。納品回りがほんとうに遅れ遅れとなっており、いま頃の納品となりました。

前号の納品時に岩室温泉の和菓子屋「角屋悦堂」の金鍔をもらったから、とお返しに米粉クッキーをもらいました。ずいぶん前のことですが、「美味しかったですよ。お返しに」と。ありがとうございます。

米粉のプレーンクッキー

新潟県産の米粉を使ったクッキーです。Roomオリジナルの型を起こしてもらい作っているそうです。Roomにて取扱あり。帰宅後、コーヒーと一緒にいただきました。

長岡市を拠点に焼き菓子の販売を行なっているscoom sweetsさんが焼いています。
instagram|https://www.instagram.com/scoom_sweets/

五月人形

こちらはRoomさんと同じく三条市栄地区在住のイラストレーターしおたまこさんのこけしの五月人形飾りです。愛らしいデザインで飾りやすいです。玄関に飾ってあり、気になったので写真を撮らせてもらいました。

しおたまこさんWEB|http://siotamako.com/wp1/

ほかにもオーナーの山本優貴子さんが選りすぐった雑貨が並んでいます。近くに行く機会がありましたらぜひ。

2018年4月18日水曜日

納品「ドリームハウス」(寺尾東・新潟市西区)

ドリームハウスの中庭。Life-mag.vol.004の扉ページもここから撮りました

新潟市西区の子育て応援施設「ドリームハウス」にLife-mag.vol.010の納品で伺いました。代表の新保まり子さんにはLife-mag.vol.004でインタビューし、それ以降は取扱でお世話になり、納品時にお会いして近況を聞いています。一年に一度会うくらいですが、同じ町でお互いに活動を続け、時間を重ねていくのはなんとも言えない喜びがあります。

ドリームハウスは1999年に新保さんが、子育て中に感じた孤独感から、互いに支え合い子育てに向き合える場所を作りたいとはじめた居場所づくりの活動です。今年で19年目。

最初の拠点を女池地区に作った頃の新保さん

長年の活動が認められ2017年には新潟県弁護士会から「人権賞」を、今年は新潟市社会福祉協議会から「社会福祉功労者賞」を受賞しています。最近では、ドリームハウス「クルシェア」(四ツ郷屋・新潟市西区)、二葉ドリームハウス「花咲か(はなさか)」(二葉町・新潟市中央区)と拠点が増え、活動の幅を広げています。

また、新潟日報社が発行する「assh」の連載をまとめた本の出版計画を進めているそうです。新潟日報事業社から『あなたのままで』というタイトルで、6月発行予定とのこと。

取材後の活躍にいつもいい刺激をもらっています。

「小林さんは最近どうですか?」と問われたので、「いろんな意味でグッとこらえて、細々と続けている感じです。」と答えてきました。

4月の予定表。子育てを一人で抱え込みすぎないよう、様々な交流イベントが企画されている

ドリームハウスfacebookページ【リンク

2018年4月16日月曜日

知遊堂亀貝店選書フェア「マリエンドウ書店」へ

遠藤さん選書BUNKO88

持っているのに同じ本を買ってしまった。中身が見えなかったからしょうがない。それでも買ってしまったのだ。

知遊堂亀貝店で開催されている選書フェア「マリエンドウ書店」に行って来ました。FM port 79.0「モーニングゲート」のパーソナリティ・遠藤麻理さんの新刊『自望自棄 わたしがこうなった88の理由』(新潟日報事業社)の出版を記念して、遠藤さんが影響を受けた本88冊が並べられ、販売されています。


遠藤さんの深い知性、豊かな感性を裏付けるかのような幅広い選書になっています。ただ、88冊のうち3冊は、カバーがかけられ中身は見えません。遠藤さんの推薦コメントが書かれているのみ。

遠藤さんと自分の興味関心が交差する1冊よりも、遠藤さんの思いを直球で受け取れる中身が見えないものを、と思い1冊購入してきました。それでも遠藤さんの推薦文があるので、なんとなくどんな本かは推察することもできますが...。

車に乗ってあけてみると持っている本でした。Life-mag.vol.009で彌彦神社の金子権宮司(取材時)に取材したときにその著者の話になって、本文でもその名前を掲載しました。インタビュー後に気になったので買ったものでした。

それでもいまめくれば、響く箇所も違ってくるもんです。この週末、あらためてぱらぱらとめくっていました。

「なるやうになれではいけないが、なるやうにしかならない世の中である。行雲流水の身の上だ、私は雲のやうに物事にこだはらないで、流れに随つて行動しなければならない」

漂泊の俳人による随筆の一節です。

選書コーナーで隣にあった元歌手、元書店主、そして歌手の方のエッセイも気になりましたが、それなら持っていなかったかな。なんだったんだろう。

遠藤さんには何度か番組に出させてもらってお世話になりました。また、知遊堂亀貝店さんにはLife-mag.の取扱でお世話になっております。最新vol.010【西蒲原の農家 編】も県内雑誌コーナー棚で販売いただいています。

いつもありがとうございます。

2018年4月15日日曜日

新規取扱「北方文化博物館」(新潟市江南区沢海)

新潟市江南区沢海の「北方文化博物館」にてLife-mag.の新規取扱が始まりました。先日、納品にお邪魔してきました。

北方文化博物館は、新潟県下随一の豪農・伊藤家の邸宅を開放した博物館です。江戸中期に百姓として分家した初代文吉からはじまり、徐々に田畑を広げ、豪農と呼ばれるようになりました。明治後期に4郡60数ヶ村に田畑1,370町歩を有したそうです。

書籍販売コーナー

店内の様子

営業の馬場さんからお声がけいただき、館内の「おみやげ処 三楽」で販売いただきます。明治15年に建てられた家屋で、もとは伊藤家の邸宅を建てる際に運ばれてきた木材を加工する作業場だったそうです。

Life-mag.でいつか会津から阿賀、五泉、新津、横越・沢海、松浜などを結んだ【阿賀野川 編】をやってみたいという問題意識があるので、北方文化博物館ももちろん意識していました。馬場さんに聞くと、「伊藤家建築の際には、会津地方から船で木材を運んできた」ということや、「館内の学芸員や路地連新潟の野内さん、地域の方々でイザベラバードが阿賀野川を下って、新潟に来た時のことを研究する会が発足した」などの情報も。

大呂庵中庭、もうすぐ八重桜がきれいに咲く

大呂庵、入り口

北方文化博物館には宿泊施設も併設されています。前から気になっていたことを伝えると、馬場さんの計らいでさささっと見学させてもらうことに。

宿の名前は「大呂庵(だいろあん)」。名前の由来は「岩室甚句」に出てくる「だいろ(=カタツムリ)」だそうです。意外にもわたしの地元との縁が。

大呂庵は、もともと7代・伊藤文吉氏の弟である伊藤威夫(たけお)さんの邸宅として建てられたものです。威夫さんは旧横越村村長を務めた方で、生前、酔うとよく岩室甚句を唄ったそうです。甥である8代文吉氏が、宿の営業をはじまるにあたって「カタツムリのようにたまにはゆっくりと時間を過ごしてもらいたい」と命名。

馬場さん(右)に案内してもらい客室2階へ

建築、庭園、調度品などどれをとっても一級品。これから5月は藤の花、6月はツツジ、11月には庭園の紅葉が楽しめ、多くのカメラマンが集まります。入館料は800円。近くに行く機会があったらぜひ。

北方文化博物館
http://hoppou-bunka.com/

Twitterもマメに更新されていて博物館以外の県内観光・文化情報が得られます
https://twitter.com/hoppo_bunka


2018年4月13日金曜日

新規取扱「SUZUVEL」(新潟駅南口)

SUZUVEL

オーナー・鈴木将さん

新潟駅南口に2018年3月5日にオープンした「SUZUVEL(スズベル)」さんにLife-mag.の新規取扱で納品に行って来ました。店名はオーナー鈴木将さんのSUZUと、旅(Travel)のVELを組み合わせたものです。

お店のコンセプトは「LOCAL FAST FOOD」。地元食材を中心に使ったファストフード形態のお店です。ランチやカフェ、バーとしての利用が可能です。

TABIBAR。旅人の発着ポイント、ローカル情報の収集場所になるように...と。

新潟駅に直結しているホテルメッツの1階に立地し、観光や旅行で新潟を訪ねた人が旅の拠点として利用してもらえることを目指しているそうです。店舗の一部で、新潟を知ることのできる雑貨・書籍を販売するスペースがあり、そこで弊誌も扱っていただくことになりました。

SUZU Snow Recipe

豊栄の宮尾さんも。Life-mag.もvol.002で取材しお世話になりました

レシピページ

また納品日の4月12日は『SUZU Snow Recipe』という新潟食材、郷土食などを鈴木さんがアレンジしたレシピ本の発売日でした。鈴木さんのお店とつきあいのある生産者さんの紹介と約40品のレシピが掲載されています。

Life-mag.vol.010【西蒲原の農家 編】と似ているところもあるかもしれませんが、いやはや、こちらはアートブックのように洗練されたデザイン、写真、そして文章で構成されています。見ていてうっとりするような作りになっています。

制作メンバーはこちら。

レシピ:鈴木将(SUZUグループ代表)
http://suzugroup.com/suzuvel

デザイン:FUKI YOSHIRAKU
https://www.krakoffice.com

写真:HIROSUI SAKAI
https://www.facebook.com/hirosui.camera/

ライター:TOMOKO MARUYAMA
http://niigata-repo.com/information/post-7743/

本誌クレジットより。ウェブのリンクはこちらで検索して貼りました。

B5判変形、100ページ、1,900円(税別)。SUZUグループ各店で販売開始となったばかりです。本日(4/13)の新潟日報朝刊でも紹介記事が出ていました(いいなぁ、Life-mag.も紹介してほしいゼ...)

また、今後、SUZUVELを拠点に新潟の生産者さん、食、ちょっとマニアックな歴史、文化スポットを巡るツアーも企画していきたいとのことです。今後の動きにも注目です。

鈴木さんからは開店前の2月中に取扱の連絡をもらっていましたが、わたしがヨーロッパ取材に出ていたのと、帰国後は詰まっていた仕事を優先してしまい、いま頃の納品になってしまいまいた。まだ納品で回れていないところもあり、他もろもろ依頼をいただいている仕事も回っていない状況です。心苦しいですが、引き続き、すこしずつすこしずつ各店歩いていきたいと思います。

2018年4月11日水曜日

ふるさと村アピール館に納品へ

カフェスペースの書籍販売コーナー

これも先週の頭ですが、新潟ふるさと村アピール館・アンテナショップ&カフェ「GATARIBA」さんにLife-mag.vol.010の納品と前号分の精算に伺いました。

ちょうど3年前の新規取扱からお世話になっているショップです。販売用書籍棚の企画、取扱のお声がけをいただいた担当の中栄さんから、あたらしく安達さんという方に担当が変わりました。

春は出会いと別れの季節。安達さんは、運営会社がフランチャイズ展開する「SUBWAY」の店舗運営部門から異動してきたそうです。

この春、新潟に越して来た方にもぜひ雑誌が届くことを願っています。


カフェカウンター

2018年4月10日火曜日

三条市「かじまちの家」へ

子ども食堂の様子

居合わせた子どもたちでカルタを

昔ながらの駄菓子を再現した「土間ショップ」

三条市の名産:車麩の隣にLife-mag.

三条市の「かじまちの家(土間ショップ)」にLife-mag.vol.010を納品させていただきました。vol.006【燕三条編】で取材した握鋏鍛治職人の外山健さん紹介で、燕三条編から毎号、取扱いただいています。

かじまちの家は、同市で訪問介護、デイサービス、障害者支援などの事業を行うNPO法人地域たすけあいネットワークの活動拠点です。入口には駄菓子や地域産品を扱う「土間ショップ」があり、こちらで取扱をしてもらっています。

いつもありがとうございます。

また、かじまちの家では、地域の居場所作り事業も行なっており、全国的に取り組みが広がっている「子ども食堂」も開催されています。3月後半にLife-mag.の納品で伺った際、「来週末に子ども食堂があるからよかったら来て」を声をかけてもらいました。

ちょうどその日は、一日子ども二人の子守の日だったので、子どもを連れて出かけてきました。老若男女、障害の有無に関わらず、様々な人が行き交う、居場所づくりを行っているかじまちの家の活動はほんとうに共感します。

興味がある方がいたら、ぜひなにかの機会に訪ねて見てください。

NPO法人地域たすけあいネットワークWEB:http://tasukeai2.wixsite.com/tasukeainetwork

合わせて三条市の野島書店四日市店にもLife-mag.vol.010の納品、前号の精算にも行ってきました。

Life-mag.はごく小さな雑誌社なので、企画、取材、撮影、編集、印刷、営業、納品、精算、そして外注依頼をいただいた仕事...、と様々な業務を同時並行で進めています。しかし、本誌10号目に来てもうまくこなせてきているとは微塵も思えません。

気が遠くなることも多々ありますが、いただいたご縁を結んで歩くこと、いまはそこにささやかなやり甲斐を感じています。

引き続きLife-mag.は新規の取扱店(書店、ギャラリー、カフェ、ショップ等)を募集しています。本誌に興味を持たれた方がいましたら気軽にお声がけください。

2018年4月8日日曜日

『月刊ウインド』390号にて紹介

月刊ウインド 390号

新潟・市民映画館シネ・ウインドが発行する『月刊ウインド』の2018年3月号にてLife-mag.vol.010を紹介いただきました。創刊号の頃から取り扱いでもお世話になっている映画館です。いつもありがとうございます。

同誌は、シネ・ウインドの上映スケジュールを編集スタッフが自らの文章で紹介する他、新潟県内の映画、芸能、アート、演劇などの記事が掲載されています。この号では、2017年の映画の振り返り対談、制作長の市川明美さんが2017年に観た県内の演劇評などの特集が組まれています。

他媒体やSNSでは、イベントやライブの告知記事は多いかもしれませんが、それが実際にはどうだったのか? 後追い記事は少ないように思います。しかし、月刊ウインドではイベントへの参加、観劇後の感想や批評の記事も多く掲載されています。なにかを表現する人、作る人にとって、それを受け止め批評してくれる人の存在は、次への創作のエネルギーになるのではないでしょうか。映画館の会報という意味を大きく超えた媒体だと思います。

すでに今月には391号が発行され、2019年1月には400号です。Life-mag.からは、その背中は遥か彼方、霞の先にも見えていません。

2002年6月の200号で代表の斎藤正行さんは、銀行には紙の雑誌なんて儲からないことはやめて、ドリンクやポップコーンを売った方がいいと言われている。でも、それはやらない。なぜなら月刊ウインドこそがシネ・ウインドの心臓部なんだから、という主旨の発言をしています。

代表の斎藤さんが誌面に登場する機会は少ないですが、400号ではふたたびインタビュー等、なにかしらの振り返りが載るのでしょうか。いまから楽しみです。

シネ・ウインドWEB:http://www.cinewind.com

2018年4月7日土曜日

仙台『インフォーカス』相沢さんを訪ねて

事務所にて

地元紙に寄稿用の取材で宮城県に行ってきました。取材の隙間時間で、昨年3月に仙台の「火星の庭」でのトークイベントに呼んでもらった雑誌『インフォーカス』の相沢由介さん(右)を訪ねました。近くの中華屋で昼飯を食べながら、互いの近況報告をすこし。

相沢さんは現在、「TOHOKU360」というニュースサイトを運営する合同会社イーストタイムズの事務所に入って仕事をしているそうです。写真に写るのは編集長の安藤歩美さん(左)と渡邊真子さん(中)です。相沢さんが『インフォーカス』を創刊したときに取材を受けたのを縁に一緒に仕事をするようになったとのこと。

相沢さん掲載記事

[リンク]http://tohoku360.com/in-focus/

相沢さんを含め東北地方各地にいる通信員から寄せられる記事を週2、3本配信しているそうです。相沢さん自身も『インフォーカス』vol.2に向けて鋭意取材中です。ちなみに編集長の安藤さんについての記事が昨年創刊された『たたみかた』に〈ひとりの「人」から「社会」を変えていく〉と題して掲載されています。

たたみかた創刊号

1時間ちょっとの隙間時間に駆け足の探訪でした。

事務所の本棚にわたしの恩師でもある原教授が翻訳したハンス・J・モーゲンソーの『国際政治』があったのが気になりました。短時間だったので聞けませんでしたが。

本題の取材や他にも少し寄ったところもありましたが、また時間が取れたらブログでも紹介できたらと思います。