遠藤さん選書BUNKO88 |
持っているのに同じ本を買ってしまった。中身が見えなかったからしょうがない。それでも買ってしまったのだ。
知遊堂亀貝店で開催されている選書フェア「マリエンドウ書店」に行って来ました。FM port 79.0「モーニングゲート」のパーソナリティ・遠藤麻理さんの新刊『自望自棄 わたしがこうなった88の理由』(新潟日報事業社)の出版を記念して、遠藤さんが影響を受けた本88冊が並べられ、販売されています。
知遊堂全店で開催中の選書フェア「マリエンドウ書店」。その店主、遠藤麻理さんが本日亀貝店にご来店。開店祝いの「振る舞い本」としてサイン本を作って下さいました。今回のサインも凄い。ご本人曰く「日記です」との事。(…今日これからの予定が書かれたサインなんて初めて見た…)【亀貝店/山田】 pic.twitter.com/rcBM022c1U— 知遊堂 (@chiyudo) 2018年3月27日
遠藤さんの深い知性、豊かな感性を裏付けるかのような幅広い選書になっています。ただ、88冊のうち3冊は、カバーがかけられ中身は見えません。遠藤さんの推薦コメントが書かれているのみ。
遠藤さんと自分の興味関心が交差する1冊よりも、遠藤さんの思いを直球で受け取れる中身が見えないものを、と思い1冊購入してきました。それでも遠藤さんの推薦文があるので、なんとなくどんな本かは推察することもできますが...。
車に乗ってあけてみると持っている本でした。Life-mag.vol.009で彌彦神社の金子権宮司(取材時)に取材したときにその著者の話になって、本文でもその名前を掲載しました。インタビュー後に気になったので買ったものでした。
それでもいまめくれば、響く箇所も違ってくるもんです。この週末、あらためてぱらぱらとめくっていました。
「なるやうになれではいけないが、なるやうにしかならない世の中である。行雲流水の身の上だ、私は雲のやうに物事にこだはらないで、流れに随つて行動しなければならない」
漂泊の俳人による随筆の一節です。
選書コーナーで隣にあった元歌手、元書店主、そして歌手の方のエッセイも気になりましたが、それなら持っていなかったかな。なんだったんだろう。
遠藤さんには何度か番組に出させてもらってお世話になりました。また、知遊堂亀貝店さんにはLife-mag.の取扱でお世話になっております。最新vol.010【西蒲原の農家 編】も県内雑誌コーナー棚で販売いただいています。
いつもありがとうございます。