2014年8月17日日曜日

「無名大陸」出演しました。

左・横田さん、右・鈴木さん、中・LIFE-mag.小林
今日はザツダン|新潟のコピーライター事務所の横田さんがするユースト番組無名大陸に出演させていただきました。

司会の横田さん、鈴木さんともにライターということで、普段の仕事内容も近く、質問にも本質に迫るものがありました。かつてないほどに本音トークも出ました。

が、ネット環境が悪く、配信が途切れることが多かったようです。見ていただいた方にはご迷惑お掛けしたかもしれません。すみませんでした。テープレコーダーにはばっちり録音されていたようですので、文字に記録されるといいのですが、、、それはお二人に期待。

お客さんの言葉にならない思いを汲み上げ、言葉にして表現していく横田さんのお仕事は学ぶべき点が多いと思います。ブログ、フェイスブック等で情報発信していますので、ぜひのぞいてみてください。

お世話になりました。ありがとうございました。

2014年8月15日金曜日

ユースト番組「無名大陸」出演




ザツダン|新潟のコピーライター事務所」の横田孝優さんが不定期開催しているユートリーム番組「無名大陸」に呼んでいただきました。8/1621:00〜チャンネル[http://www.ustream.tv/channel/mumeitairiku]です。

今回のテーマは「もの書くひとびと。」ということで、「書いて伝える」という切り口から、地域のことや、社会のこと、30代男の生き方までを語り合うとのこと。

新潟には文章を書くということを専門にしている人はごく少ないです。コピーライターである横田さんはそのひとり。コピーライターは、「書く」前にお客さんの目的や要望をしっかりと「聞く」ということをされているんだと思います。その上でさらに、お客さんの言葉にならない思いまでも「見える」かどうかがいい仕事ができるかどうかの分かれ道なのかな、と想像しています。

一応、ゲストとして出てくれないか、という依頼でしたが・・・。

横田さんがものを書く時、なにを「見て」「聞き」「書く」のでしょうか。これまでのお仕事をもとにして、むしろそっちの話を聞いてみたいです。都合がつきましたらぜひ見てみてください。

以下、横田さんの告知文です。
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みなさま、盆・ジュール!
素敵なサマーバケーションを謳歌していますか?

元祖ダラダラ系Ust番組「無名大陸」です。
わすれたころに新作登場。やっちゃいます。

「LIFE-mag.」という雑誌をご存知でしょうか。
地域をテーマに、農家や職人、政治家など
さまざまな人物に対するインタビューで構成された一冊。
これまでに7号が発行されています。

以下、引用。
 『LIFE-mag.』は、何かのノウハウが書いてあるわけでもなく、
 流行を追いかけるモノでもありません。
 しかし、一人一人の多様な「生き方」からは、
 学び尽くすことの出来ない知恵や気づきがあると考えています。
 モットーは「生き方の多様さこそがその街の豊かさ」。

読んでみるとよくわかるのですが、
丁寧な取材を通して、人物一人一人の思いを掘り下げられていて、
編集やデザインにもたっぷりと手間ひまがかけられています。

そして驚くことに(でも新潟では有名な話)、
この雑誌はたった一人の手によって作られているんです。
取材も、撮影も、編集も、デザインも。
いやいや、それだけじゃなくて。
取材前の事前調査も、インタビュー対象者のアテンドや連絡、
印刷会社との交渉、書店への営業活動や納品…。
いやー、書いてて気が遠くなってくる。

前置きが長くなりましたが、
今回のゲストはこれらを一人で手がける
「LIFE-mag.」の編集発行人こと、小林弘樹さん。
(※無名大陸における無名人の定義=情熱大陸にまだ出ていないこと)

「もの書くひとびと。」と題して、
小林さんと、鈴木・横田の仕事の共通点である
「書いて伝える」という切り口から、
地域のことや、社会のこと、30代男の生き方まで、
めっこりどっぷり語ってみたいと思います。

◯放送日
8/16(土)21:00~22:30 ON AIR

◯チャンネル
http://www.ustream.tv/channel/mumeitairiku

◯ゲスト
小林 弘樹( @niigatalifemag )
 ・無名歴31年
 ・『Niigata Interview Magazine LIFE-mag.』編集発行人
   http://www.life-mag.com/

◯聞き手
鈴木 賢彦( @rimbock )
 ・無名歴38年
 ・某IT企業マーケティング部 コピーライター

横田 孝優( @yokota100 )
 ・無名歴32年
 ・新潟のコピーライター事務所「ザツダン」代表
  http://ztdnnet.blogspot.jp/

◯会場
ザツダン事務所(新潟市中央区万代島)

【観覧募集】
先着3名様まで、現地で観覧できます!
ご希望の方は何らかの方法でご連絡ください。

◯主題歌
「リピート」 歌:こたつ(http://kotatsu69.web.fc2.com/

2014年8月13日水曜日

金沢余話

右・塩井さん

先月の金沢取材でもう少し報告しておきたいことがあったので、ブログに書いておく。金沢のミニコミ誌「そらあるき」編集長、塩井増秧さんを訪ねた。

このご縁は「そらあるき」の新潟取扱店でもあるBar Book Boxさんの紹介だった。

質の高い写真と文章で編集されている「そらあるき」は金沢にとどまらず全国にファンが多い。ただの地元礼賛にならず、適度な距離感で、取材編集スタッフが直接取材し感じたことで綴られた記事が並ぶ。

実は3月の事前取材の時にも訪ねているので、お会いするのは2回目だった。この間、「そらあるき」も「LIFE-mag.」も渋谷ヒカリエの「d47 MUSEUM」で開催された「文化誌が街の意識を変える展」に出展。不思議な縁を感じた。

私は展示会に行くことはできなかったが、塩井さんからいろいろと話を聞くことができてよかった。三重県から出展の「kalas」がすごかったとか、など。

この時、聞いた編集エピソードをここにひとつ。「そらあるき」15号の編集を進めていく中で、志賀理江子さんの写真の反対ページが空くことに。他の特集記事などを持ってきてもどうもキマラナイ。

どうするか。志賀さんの写真に合うような文章を編集長である塩井さんが書くと宣言。

志賀さんの写真はここに掲載されているものも含め、シンプルな構図だが強度のある写真だ。「これに合う文章を書いてくれ」と言われたら、私は書ける自信がない。

そこを塩井さんは「俺が書く」と。「う〜、かっこいいっすね!」と私は何度も唸ってしまった。

当初から予定していたものをうまく組み合わせて誌面をつくったと思っていただけにこれはすごいなと思った。志賀さんの写真の隣に置いて、引き立て合える文章はなかなか書けないだろう。

「そらあるき」14号に「決める」という塩井さんのエッセイがある。塩井さんらしいなと思った一文をひとつ。
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この世の中は無数の決め事に満ちている。夜空に浮かぶ無数の星は綺麗だが、無数の小さな決め事がこの世界に張り巡らされているのを想像すると軽い嘔吐感を覚える。何故自分で決めずに「決め事」に従うのか、それはその方が簡単で楽だからだ。そこに考え抜いて闘う姿勢は全くなく、「決める」ことが他の人にとって都合の悪いことに触れたりぶつかったりするのを恐れているだけなのだ。
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言葉はきついが、無数の決め事と夜空の星々をくらべるロマンチックさがある。

また、「そらあるき」13号の特集記事を見て「金沢中央味食街」にも行った。地元の人でもなかなか入らなさそうなエリアだが、えいと入ってよかった。

と、ここまで書いてきて確認。塩井さんは18〜19世紀のイギリスアンティークを扱うお店フェルメールの経営者。取材、編集は本業ではないのである。

フェルメール

「そらあるき」、金沢を歩くさいにはもちろん、行ったことがない人にもおすすめ。「金沢そらあるきマップ」「そらあるき SHOP DATA」もまちあるきの役に立ちます。


左・某紙記者Hさん

また別の日、金沢勤務の某全国紙の記者さんと食事に行った。お店は主計町の「空海」。新潟勤務の頃に編集室に寄ってくれて知り合っていた方。

新聞という限られたスペースの記事にどれだけの背景や下調べが込められているのか、そのプロ意識を聞けておおいに刺激になった。「ほんとはもっと書きたい。削りたくない。それでも…、ということは何度もあったし、悔しい思いもしてきた」と語ってたとき、目頭を熱くしていた。

タクシーの運転手さんから聞いた話だけど、金沢の飲食店はなるべく電話してから行ったほうが気持ちよく迎えてくれるらしい。「これから行きます」でも「一人(とか二人)なんですけど」だったとしてもらしい。

能面体験

入口

空き時間にひとり、金沢能楽美術館へ。ひとつ前の企画「生きている老松/山本浩二」が見てみたかったが、会期終了後で残念。でも展示を見て、ちゃっかり能面も被らせてもらう。思っていたより視野は狭いし、呼吸もしづらかった。顔をふさがれ、これまで体験したことのないような圧迫感があった。

2014年8月6日水曜日

「乙女の金沢」主宰の岩本步弓さんを訪ねて

ちょこっとトレー

桐のつっかけ、kirippa(キリッパ)

火鉢
先日の石川取材で、桐工芸のお店・岩本清商店の岩本步弓さんを訪ねたときの写真です。

岩本さんはそのお仕事のかたわら、「乙女の金沢」を主宰しています。金沢に住んでいる人がおすすめする観光本『乙女の金沢』を編集・発行、またそこから「乙女の金沢展」という物産展を多数開催されてきました。その町に暮らしているからこそ見えるもの、こと、そしてその人を知っているからこそ紹介できるものを発信されています。

著書や過去の展示会記録を見るだけでもほんとうにたくさんの人が関わっています。そこには紹介される人、する人との良好な関係性もあるんだろうなと思いました。

乙女の金沢・http://otome.kirikougei.com/
岩本清商店・http://www.kirikougei.com/

2014年8月1日金曜日

LIFE-mag.vol.007【シネ・ウインド編】広告作例

LIFE-mag.vol.007【シネ・ウインド編】発行後、シネ・ウインドさんから声をかけていただき『月刊ウインド』に広告掲載させていただいています。せっかく作ったので後からでも見られるようここに記録用として広告作例を貼っておきます。

貴重な広告機会をいただきまして『月刊ウインド』編集部、シネ・ウインドにはあらためて感謝。いつもありがとうございます。

ウインド編と日本海編・その二

ウインド編と日本海編

日本海編。つくったのですが諸事情でボツ。

ブックスはせがわトークイベント用広告

連続対談「この街に吹く風」用広告

ウインド編の基本広告

月刊にいがたにも掲載

『月刊ウインド』表4広告