猿が馬場の峠から野積へ |
一昨日、エリアマップに入れる「北国街道」の道筋について教えを乞うため[岩室]の岩室民俗史料館へ棚橋宏さんを訪ねました。新潟市に合併される前に「岩室村文化財保護審議委員」を務めた方です。夏にお会いして以来、二回目でした。こちらの求めに気さくに応じていただき、ご自身がまとめた資料も快く提供してくださいました。
ただ、[弥彦]から[寺泊]への道筋でやや不明な点があり、やはり自分の足でみるのが一番ということで、その後に確かめにいってきました。[弥彦]の麓地区から八枚沢林道をのぼって、薮に入ったり、沢の名前をたしかめたり。この時期、ほとんど人が入らないような場所に、雨の中、ひとりの男が彷徨う姿は傍からみたら不気味だったでしょう。
舗装された道路からすこし入ると、確かに人びとの往来があったであろうその足跡がみつかるんですね...。「ブラタモリ」をみてると時々、タモリさんが「道は覚えてるんですよね〜」と言いますが「まさに!」と思いました。
最後は、猿が馬場の峠から[寺泊]野積地区に出て新潟へ戻りました。数カ所の修正点がみつかりました。よかった。やはり、地元の人の話を聞くこと、現場を歩くこと、見ることが大切ですね。