■■■ミニトークの一部を映像にてアップします■■■
映画は障害者専門のデリヘル嬢が障害者のもとへ実際に派遣され、交流を交わしていくものです。その中で、価値観の変化や、または変わらないものを描いていきます。
映画上映後に約15分ほどですが、坂爪さんのトークがありました。
坂爪さんは、「映画」という作品としての魅力を充分認めた上で、ご自身の活動を通して感じた違いを語っていました。
ホワイトハンズの現場では、ケアスタッフの女性が服を脱いだり、性的興奮をむやみに駆り立てるサービスは行っていないこと。ケア=介護福祉という面が強いこと。
また、映画の中では、デリヘルへの依頼を母親がやっていましたが、ホワイトハンズの5年以上、数百件の現場ではそういうことは一度もなかったこと。しかし、障害者のご両親が性の問題について心配をしていることは事実であると。
全国には、障害者の数は300数万人いるのは事実だが、すべての人が家に閉じこもっているわけではない。約6割の方は結婚して、家族を持って、地域の中で自立して暮らしていることを指摘していました。
ホワイトハンズさんは、LIFE-mag.vol.002で取材させていただきました。代表の坂爪さんは、私のひとつ上ということもあり同世代の方です。新潟のまちを拠点に全国に向けて活動するその姿には本当に刺激を受けています。
坂爪さんは去年、小学館新書から『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』を出版しました。その活動の奮闘がとても読みやすくまとめられています。オススメです。
最後にスタッフの方々と記念撮影。真ん中が坂爪さん。 |