2014年4月24日木曜日
スポーツクラブ経営の菅野文宣さん、LIFE-mag.編集室へ
一般社団法人オールアルビレックスの菅野文宣さんがLIFE-mag.編集室を訪ねてくれました。初対面でした。
菅野さんは子ども達の運動能力向上を目的としたスポーツクラブを経営しています。
運動神経は、2〜7歳までの間に80%まで発達するといわれ、幼少期にバランスの取れた運動を行うことで、将来、様々なスポーツ分野で活躍する可能性を広げてくれるそうです。
菅野さんのスポーツクラブでは、ドイツで開発された「コーディネーショントレーニング」という方法を行っています。これは記録や得点を競うものではなく、リズムやバランス、反応や変換など運動神経を7つに分けた項目ごとにバランスのとれた運動神経の発達をサポートするものです。
文部科学省の統計でもこの30年間、子ども達の運動能力の低下と二極化が進んでいることがわかっています。また、遺伝による運動神経への影響は10%ほどとも言われ、運動神経の発達期にどのような環境で過ごすかに大きく左右されるそうです。
しかし、子ども達を取り巻く環境は、自由に遊んでもいい「空間」、「時間」、「仲間」という「3間(サンマ)」が不足しています。この「3間」を作るお手伝いをしたいと、菅野さんは起業を決意。
菅野さんは埼玉県浦和出身で、クリエイティブディレクターとして東京の出版社に勤めてましたが、転職を決意。小学校から大学までバスケットをやってきたこともあり、スポーツに関わる仕事をやりたいと思ったそうです。
たまたまリクナビネクストで見つけたのが新潟のNSGグループの起業支援。そこで指導・支援をうけ2013年5月に起業したそうです。新潟駅の南口近くにスタジオがあり、現在約70名ほどの生徒が通われているそうです。
会ってみてわかったのですが、同い年ということでなお嬉しく思いました。
新潟にきて4年目の菅野さんに新潟の印象を聞くと、「スポーツが大好きなので、海や山、スポーツ施設などが整っている新潟は最高です。東京に戻りたくない」と。菅野さんは毎晩のように様々なスポーツサークルに参加。ビーチテニス、バスケット、サッカー、ジムなど。最近、カーリングまではじめたそうです。
日常的に「スポーツをして健康的な汗を流す」ということをしているからか、菅野さんの肌つやがよくて、自分と比べると眩しかったです。同い年なのに(笑)。
なにかスポーツをはじめたいと思っている方がいたらぜひ菅野さんへ。