弥彦村井田の第四生産組合・竹野勝行さん |
今回の取材では約9年ぶりの再会もありました。写真は、弥彦村で「やひこ太郎」というしいたけを生産する竹野勝行さんです。Life-mag.創刊号でインタビューさせていただいたご縁があります。
当時を思い返すと、まずパソコンとカメラを買って、「さぁて、取材いってみっか」、「ん? 取材ってぇ...、どうやるの?」、教えてもらう、頼ろうにも業界人に誰一人知り合いもいないという状況でした。
インタビュアーとしても、社会人としても、失礼があったことと思います。竹野さんにはほんとうにお世話になりました。
「やひこ太郎」は、直径10センチ、カサの高さが5センチという肉厚のしいたけです。三条市の下田地区から切り出してきたナラの木を使用して、木の栄養と水、そして弥彦の気候風土で育てられます。
肉厚しいたけ「やひこ太郎」 |
冬場の弥彦の寒さが、このしいたけの菌に合うらしく、じっくりと育ちこの大きさ、厚さに育つそうです。取材後に「越王の里」で「やひこ小太郎」を買って食べましたが、教えてもらった通りアワビのような食感でした。
竹野さんはいま2回目の校正誌面をお渡しして、最後の確認をしてもらっているところです。来週は講演依頼が一件。その準備もしつつ、農家さん回りを続けていきます。