今年の6月、編集室にお越しいただき依頼。LIFE-mag.っぽい誌面、構成で小冊子を作ってもらえないかと相談を受けました。その後、お互いにアイデアを出し合いながら形を模索してきました。
これは会社の「宣伝」という側面は薄いです。それよりは、一年を通じての農作業の様子、米づくりを一緒になって行う行政、農協、地元酒蔵、地元クリエーターとの取り組み、相田家の暮らしや日々の出会い、地域の芸能活動までを紹介するもので、佐渡という小さくも豊かな島での「ある農家の暮らしぶり」を紹介する小冊子になる予定です。
8月の下旬に4日間、相田家に滞在させていただき、打ち合わせ、取材、撮影を行いました。続けて9月上旬に2日間滞在し、打ち合わせ、取材、撮影を行いました。その後、9月中は私の方で編集室にこもって原稿作成、デザイン、編集作業を行いました。
また相田家のお米はシンガポール、香港をはじめ海外にもお客様がいるため、すべての原稿に英訳をつけることにしました。相田家という佐渡の米農家の暮らしから、日本の農業、地域、文化を知っていただけたらと思っています。
今回、編集・発行をLIFE-mag.で行い、『Niigata Interview Magazine LIFE-mag.別冊【佐渡相田ライスファーミング】』というかたちになります。A4版変形、36ページ。配布・販売は相田家が行い、お客様には配布するそうです。別途、希望の方には販売もするそうです。いまのところ500円前後の予定。LIFE-mag.のWebShopでも取扱予定です。
9月末からは、相田家も稲刈り〜海外での物産展・商談会への営業活動に入るということで一旦編集はストップ。11月下旬に今度はLIFE-mag.編集室にて最後の打ち合わせ、編集を行い発行します。
36ページあり、原稿も写真も英訳もみっちり入っています。ひとつの読み物、ブックレットとしても面白く読んでいただけるかと思います。表紙も地域の方々に協力いただき、ちょっとしたセットを組んで撮影しました。ぜひお楽しみに。
表紙撮影の準備中。田んぼに太鼓を持ち込んで...。 |
相田家のおばあちゃん。 |
地元デザイナーと米袋のパッケージ打ち合わせの様子。 |
相田家の田んぼには祠があります。 |