2013年6月29日土曜日

三条六角凧(Sanjo Rokkaku)を作る、須藤凧屋さんを訪ねて

今週、納品で三条市へいったさい、道に迷いました。

第二産業道路から間違って小さな小路に入ってしまいました。取材期間も知らない町をあちこち動き回るため、迷うこともしばしば。

「うわ〜、わからない道・・・、はやく大きな通りに戻りたい」と車を知らせた先に、今回、たまたま出たのが「須藤凧屋」さんでした。(三条では、凧のことを「イカ」という)

迷った先に、大きな凧の絵が

『LIFE-mag. vol.006』の目次ページに凧の写真を入れて、少し解説も入れたのですが、作る現場を見たことはありませんでした。
興味が湧いて、扉を開けて、挨拶。中を見させていただきました。

「須藤凧屋」さんは江戸末期から約160年続く凧屋さん。現在は6代目。平日は別に勤めに出ているので、凧合戦が近付くと土日に制作しているそうです。近年は、約100枚ほどを凧合戦用に作るとのこと。

工房の壁面や天井に貼られた凧を撮影させていただきました。見本用にしているものや、愛知や長崎などの凧組と交流したさいにもらってきたものを貼っています。


韓国の凧もあります。模様も海を越えて渡ってきた



長崎は「ハタ」というんですね



先代の5代目、須藤成二さんの写真
地元紙・新潟日報社 三条総局のエントランスホールにも凧が。
2013年6月1日、2日に開催された「三条凧合戦」パンフレット