2016年3月12日土曜日

ドライブイン野菊の「もつ煮」の撮影へ。大学生の同行もあり

ドライブイン野菊

一昨日は、[寺泊]へ。次号掲載の「土産九品」ページの撮影回りでした。写真は、ドライブイン野菊さんへ「もつ煮」の撮影に訪ねたときのものです。ここの「もつ煮」は、昭和47年の開店当初から地元内外で愛される逸品で、その噂通りでした。「しょっぺ店」好きにはたまらないと思います。おすすめ。

「コバヤシくん写ってるけど、誰が撮ったの?」

取材でお世話になった方と、取材後に記念撮影をさせていただくことはあっても、取材の様子というのはほとんど写真がありません。これはこの日、取材に同行してもらった新潟県立大学の学生の撮影です。

「ライフマグの制作に携わることはできないか、なにか手伝いたい」と申し出をいただき、一度、編集室にきてもらい、この日の同行となりました。一週間ほど前、時間を取って会ってみると「就活のつもりできました!」とのことでした。現状、すぐに人を雇えるような状況ではありませんが、お互いの相性をみながら今後を考えていけたらと思っています。しばらくは見習いということで。

この日は、[岩室]間瀬地区にて原稿の補足確認1件、[寺泊]にて撮影4件、編集後記用のこまかい撮影2件でしたが、わたしは一度もカメラを持ちませんでした。大雑把な指示を出して、すべて学生にお任せしました。誌面でもそのデータを使用するつもりです。

それにしても「任せる」って気持ちがいいですね。「任された」ほうもそうだったといいのですが。

雑誌づくりは、やり甲斐も面白みも充分にあると思いますが、その実際の毎日は、薄暗い編集室で重ねる気の遠くなるような細かい作業の繰り返しで、地味なものです。学生がどのくらいの覚悟で門を叩いたのか、それがわかるにはすこし時間を要することでしょう。

ただ、ちょうどひと回りほど離れた学生の進路選択のひとつとして、ライフマグが対象になったというのはとても嬉しかったです。誰に勧められたわけでもなく、ライフマグのなにかに感化されての行動だと思うので。