2016年3月24日木曜日

[岩室]樋曽山隧道について話を聞きに西蒲原土地改良区へ

このマップに感動中

前回アップした【協賛広告、制作支援のお願い】に対し、お申込が徐々に集まっております。ありがとうございます。

取材〜編集〜デザイン作業の後に広告営業となると、すでにいろいろな意味で擦り切れそうになっていることが多いので、こうしてSNSを通じ、ご支援、ご協力いただけるのはほんとうにありがたいです。

引き続き募集を行っております。弊誌の活動に賛同いただける方からのご支援を心よりお待ちしております。

[詳細]http://life-mag-interview.blogspot.jp/…/03/blog-post_16.html

昨日は補足取材で、[岩室]樋曽山隧道(3本)の役割や機能について話を聞くため西蒲原土地改良区の山賀さんを訪ねました。用水路、排水路の管理、放水路や隧道の管理などを行い、西蒲原一帯の肥沃な農地を支える組織です。

西蒲原土地改良区の管轄は、大河津分水路から北、関屋分水路から南、中之口川から西のエリアです。これは行政区画ではなく、「水系」で決まっています。

この範囲に用排水路が約1200、揚排水ポンプが約400あります。この一帯はもともと土地が低く水害に悩まされていた地域で、長年の治水事業の上に現在の西蒲原があります。

新々樋曽山隧道に結ばれる大通川放水路は大雨のときには[燕]や[吉田]の雨水、生活・事業用排水を流す役割を担っています。そして、[巻]角海浜に放出されています。

そう思うと、角海浜は国の原子力政策だけでなく、西蒲原一帯の農業政策の影響もうけたんだなと思いました。

また最後に、西蒲原土地改良区管轄の治水マップを見せてもらいましたが、これが感動でした! 西蒲原の田んぼがどんな土木技術に支えられているのか、なにかイベントなど企画してもっと多くの人に知ってもらえたらなとも思いました。

そんな土木マニア、いるかな...。