2016年12月25日日曜日

南陀楼綾繁さんと粟島取材へ

粟島汽船岩船港にて。中・本保越洋さん、右・ナンダロウさん

なかなか経過報告ができていませんが、【粟島編】の取材を続けています。12月12日〜13日は、ライターの南陀楼(ナンダロウ)綾繁(アヤシゲ)さんと一緒に粟島に行ってきました。

南陀楼さんとは【シネ・ウインド編】に寄稿してもらってからのご縁です。また、今年6月、ニイガタブックライトさん主催のトーク、10月の神戸市でのトークでもご一緒しました。

そのトークの際にも「Life-mag.粟島編でまたなにか書いてみませんか?」と話題になっていて、今回、その機会を作ることができました。

ナンダロウさんに依頼したのは、粟島と岩船を行き来する定期船のなかで産まれたという本保越洋さんの出産エピソードです。当時の船が「こしじ丸」だったそう。また越洋さんは家族3世代で粟島で暮らしていて、その暮らしぶりを含めて誌面にできたらなと思いました。そして、写真の通りお仕事も粟島汽船。

弱小雑誌といえど、曲がりなりにも編集者で(も)ある以上、「なんでも自由に〜」ではなく、ナンダロウさんにこんなテーマで書いてもらったら面白いかなというのを見つけてから依頼したいなと思っていました。こんなテーマはどうかなと思ったのは、10月26日〜28日まで、内浦祭礼のお祭りに取材に行ったときです。

地元の方々と夜中、お宮でお酒をいただきながらいろいろとお話を聞かせてもらっていました。その中で、ふとこの話を聞いて、ぜひ記事にさせてもらいたいとお願いさせていただきました。

どんな誌面になるか...、乞うご期待。

以下は、滞在中の写真です。

冬期間で資料館、図書館は閉館中でしたが、管理人の林誠さんにお願いして見学させていただきました。写真は、板碑群を見学中のもの。

最も古いのは1354年の建造。約140基ある

今回、宿泊でお世話になった民宿「与平」の本保優太さんからは粟島一周を案内してもらいました。夜のお刺身も美味しかったですが、お昼にいただいた粟島野菜たっぷりのカレーも美味でした。与平のお母さんありがとうございます。

釜谷地区を散策。強風のなかだったので表情がけわしいです...。

帰り際、ゲストハウス「おむすびのいえ」の青柳花子ちゃんを訪ねるとナンダロウさんの本『谷根千ちいさなお店散歩』の読者でした! しかもこの本を読んで谷根千を訪ねたというからすごい。粟島にきても読者に会うというのはさすがナンダロウさん。

左・青柳花子ちゃん

岩船港に着いてからは、村上市図書館にも寄りました。ナンダロウさんの目当ての本や情報を見つけるスピード、現場での歩き方、プロ意識は多いに勉強になりました。

引き続きこつこつと島に通いたいと思います。