カメラマン・横山満さん(満天.photo)|三方舎にて|2017.8.26 |
新潟市秋葉区の三方舎にて加茂市の作家ら8人による合同展「ここあつまる展」が8/26〜9/3まで開催されています。初日の今日、お邪魔してきました。
加茂市出身または在住の書家、写真家、陶芸家ら合同展で、過去2回は加茂市内を会場にしていたものが今回初めて新津地区での開催となったそうです。会場の三方舎さんはこれまでLife-mag.の取り扱いや広告主としてお世話になってきたギャラリーでもあります。
今回は写真家の横山満さんから案内をいただいて行ってきました。
横山さんとは、横山さんが撮った写真との出会いのほうが先でした。加茂の商店主らを取材した『加茂本』というフリペーパー、そして県内の農業者を各号特集していく『稲花』という雑誌の写真です。
写真を見たとき「取材対象者のもつ〈やわらかさ〉〈あたたかみ〉を引き出すのがうまい。これは一体誰が撮っているんだろう?」と思いました。
その後、2016年、いわむろやの小倉館長からの依頼で「やさいのへや」の取材を始めると、その年、「やさいのへや」広報用の写真を撮っていたのが横山さんで、本人にお会いしました。「やさいのへや」のフェイスブックページで時々、横山さんが撮った写真もアップされていますが、やはり同じ印象を持っていました。
今回の展示会では「人物写真」10点ほどが展示されていました。
「どんな場所で撮りたいか、構図は、人物は、そして下見や下準備をして本番に挑む。なんか釣りと似てるかもしれませんね。俺はすっげ雨男なんすけど(笑)」
「これまでは依頼内容に沿った写真を撮ってきたけど、今回初めて作品撮りをしました。でも俺のは〈アート〉っていうのとはほど遠いと思います。普段の仕事の延長かな。撮影者の意図や感性よりも、モデルになってもらった人が喜んでもらえる写真が撮れれば一番の満足です」
「今度は〈男性〉をテーマに撮ってみたいっすね。職人とか」
などなど、横山さんのコメントです。今まではお互い仕事の合間で立ち話しかしたことがありませんでしたが、初めて座ってしゃべりました。
Life-mag.次号で横山さんの写真を数点使用する予定です。
三方舎webより |
他の作家さんも在廊しているので、制作エピソードなど話が聞けると思います。9/3まで。ぜひお出かけください。