2018年6月27日水曜日

編集室の窓から

学校町の編集室から、新潟市西蒲区に移ってからは人の往来より野鳥の飛来を見ながらの編集作業が続いています。

カワラヒワ

昨日(6/26)の午後はカワラヒワがぴょんぴょんと飛び跳ねているのが編集室の窓から見えました。カラスとスズメとハトしかわからなったのに、プラスαでひとつふたつでも見分けられると嬉しいですね。

ま、野鳥の先生に確認してから書いたんですが...。

龍司くん

燦燦カフェランチ

看板

今月、初旬。新潟市西蒲区のアクアデザインアマノに勤める小川龍司くんから、野鳥からみる新潟の自然環境について個人授業を受ける機会に恵まれました。中学〜高校時代、佐潟で野鳥観察をしてから登校していたという野鳥マニアです。

海、山、川、平野、街などがある新潟県は多くの野鳥が見られる野鳥観察には恵まれた自然環境だそうです。日本では約600種、新潟では約410種が観察できるそう。

西蒲区周辺地域のどこにどんな鳥が住んでいるのか、渡ってきているのか、細かく知っていて驚きました。また、河川や道路整備が野鳥の生態系にどのような影響を与えるのかまで。

いやぁ、すごい情熱に圧倒されました。いつか龍司くんの視点を借りて、なにかの特集を形にしてみたいです。

角田山灯台コースより イソヒヨドリのきれいな鳴き声とともに

待ち合わせ場所にした燦燦カフェは、角田岬灯台のすぐ近くにあるお店です。新潟市中央区の北書店・佐藤さんの昔のバンド仲間が経営するカフェ。北書店の販売棚もあって、Life-mag.も【寺泊・弥彦・岩室・巻 編】を中心にすこし置いてもらっています。

「新潟市の自然に育まれる海岸林の野鳥たち」

こちらは「にいがた野鳥の会」が編集協力し、新潟市環境部環境政策課が発行した『新潟市の自然に育まれる海岸林の野鳥たち』というポケット図鑑です。龍司くんからもらってから、ずっとリュックに入れて持ち歩いています。

同課は、「にいがた市民探鳥会」というのも開催しているそうで、いつか参加(取材)してみたいです。

わたしたちの暮らす身近な生活圏に多様な動植物もまた生きて、暮らしていることを知ると、日常を見る視点が変わってくるなと感じています。人間のリズムだけでなく、彼らのリズムを感じるのは楽しいです。

新潟は、亀田郷や西蒲原をはじめ、潟や沼地のひろがる低湿地を、途方も無い労力をかけ干拓してきた歴史を持ちます。今後行われる潟や里山、道路や河川など人為的な開発も自然や動植物との調和のなかで進んでいくといいなぁ、と最近感じます。

いつか、なにかの機会の問題意識に。

スズメ、ムクドリ、ハト

べつの日の窓から。同じ場所でスズメ、ムクドリ、ハトが餌をつついていました。