2018年7月2日月曜日

英進堂さんへ集金へ

諸橋店長

先週後半、新潟市秋葉区の英進堂さんに集金業務で伺いました。創刊号の頃からお世話になっている書店です。

「〈本好きの人〉だけでなく、〈本を必要としている人〉に届けるにはどうするべきか。ずっとそんなことを考えている」と諸橋店長。

そんな思いもあって、6/10に「おせっかい書店」という書店員がおすすめの本をお客さんに紹介するイベントを開催したそうです。店員の方からお客さんに軽く声をかけて、本を紹介していったそうです。(あくまで押し売りにならないよう気をつけて)

他の書店でもそうですが、わたしはLife-mag.の納品を通じて面識があるので、「いまこの本面白いよ、知ってる?」などおすすめの本を店員さんから直接教えてもらうことがあります。しかし、一般のお客さんだったらどうでしょうか。英進堂さんだけでなく、ジュンク堂や紀伊国屋、知遊堂、TSUTAYAなどに行っても、店員さんと気軽に話すことができる...、という雰囲気はなかなかないように感じます。

本くらいひとりで静かに選ばせろよ、とも思いますが、一方で数多ある本を日々さばき続けている書店員さんが持っている本の情報を必要としている人も、じつは多いのではないか、とも思います。一万円選書で有名ないわた書店とまでいかなくとも、もうすこし気軽に書店員さんと話せる機会があれば、本屋の敷居もさがるのかな。

スマートフォンに表示されるネットニュースやSNS上の華美でトレンディで悲惨で憂鬱な情報洪水の前で立ちすくんでいる人に、ぜひ立ち止まって、本や雑誌の世界も楽しんでほしいなと思います。

英進堂さん、よく手入れされた本棚でみているだけでも新しい発見があります。新津方面に行く機会がありましたらぜひ寄ってみてください。

パリのすてきなおじさん

集金後、店内を物色して3冊購入。1冊は、今年の正月あたりにナンダロウさんがツイッターでおすすめしていた『パリのすてきなおじさん』。気になっていたので購入。

書店員ではありませんが、友人・知人が勧めてくれた本はピンとくるものが多く、なるべく手にするようにしています。狭小な自分の視野をすこしでも広げてくれる機会なので。

いまは友人の勧めもあって2003年発行の『こんな夜更けにバナナかよ』を読んでます。次はパリのおじさん読んでみます。