2018年7月5日木曜日

『岩室温泉お宿手帖』より「ゆもとや」さんを紹介

ゆもとや女将・高島涼さん

岩室温泉お宿手帖」から「ゆもとや」さんの記事を転載して紹介します。原稿は以下です。

--
 岩室温泉内にて温泉に入り、療養するための湯治場「ゆごや」として明治十三年に創業。現在の「ゆもとや」の名前は岩室温泉の「湯元」から名付けられた。

 客室は六三部屋、収容人数三五〇名と岩室温泉で最も大きな旅館だ。家族やカップルでの利用はもちろん、ビジネス・一人旅、宴会場やコンベンションホールなどを活かした団体利用、婚礼・法要、さらにレストラン・エステ・日帰り利用など、多様なシチュエーションにも対応したサービスを行っている。

 「癒しや非日常を求めていらっしゃるお客様一人ひとりのご要望に寄り添った対応ができるのが私たちの特徴です」と、女将の髙島涼さん。

 二〇〇五年に結婚を機に旅館へ入ると、世の中の動きに合わせた柔軟な発想で、高速バスの誘致や、外国人旅行客を取り込むインバウンド事業などに取り組んできた。

 旅館での会席料理は村上牛、のどぐろ、南蛮エビなど、知名度のある新潟のブランド食材を欠かさず楽しめることを心がけている。

 また、古民家イタリアン「灯りの食邸KOKAJIYA」と連携し、温泉とイタリアンを楽しめる泊食分離プランを企画。「お食事は旅館の中でという固定概念に捉われることなく、新しい楽しみ方を提案したい」という女将の想いから生まれた提案は、女性客だけでなく、年配の男性からも好評だという。

 「仕事場という舞台を私たちが楽しむことで、お客様に快適に過ごしてもらえる」と、約七十名のスタッフに目配せ、気配りをするのも女将の仕事。チームワークで、質の高いおもてなしを実現している。
--

原稿は以上です。

唐澤くんの自宅編集室にて
愛機はPENTAX

ゆもとやさんの原稿・写真は岩室温泉から車で5分の西蒲区福井在住のライター・唐澤頼充くんです。「にいがたレポ」というサイトを運営しながら、各種媒体の取材・執筆を行なっています。

愛らしくも品のある一枚を撮っていただきました。ありがとうございました。

またいつか岩室温泉、西蒲区についての取材など一緒にできる機会を楽しみにしています。